【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第9話「絶望」

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

th_16776047_1456691647698461_1429748475_o

僕はアップダウンの激しいくらいくらい山道を

もう、2時間ほど歩いていた。

th_16776047_1456691647698461_1429748475_o

バイクとはとても爽快で便利な乗り物

アクセルをひねればどこまでいける感覚

風を切って走っている間は、世の中のあらゆるストレスを

感じることがない。

まさに爽快!そのもの

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

しかし、一度、ガス欠になると、ただの鉄塊になり

そいつを押し続けることは、憎悪でしかない。

爽快から憎悪へと一瞬へ人を貶める。

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

th_16776047_1456691647698461_1429748475_o

月夜の中、アップダウンの激しい山道を

鉄塊を教えて歩き続ける。

th_16776047_1456691647698461_1429748475_o

こうまでも月の光とは明るく感じるのかと気がつく。

東京で都会の生活をしていたとき

月を見上げることなんてなかった。

空を見上げることなんてなかった。

ただただ、忙しい毎日。

今では懐かしく感じる。

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

ただ、今僕は強烈に忙しいのだ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

月夜に雲が陰る。

あたりが暗くなる。

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

大自然のなか、夜がさらに暗くなると

木々は風に揺られざわめき、木の葉のカサカサした音が不気味さをます。

左手からは、猛り狂った波が、崖に体当たりをして飛沫をあげる。

その音たるや、尋常ではない音だ。

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

この時に人は、恐怖を感じる。

th_16776047_1456691647698461_1429748475_o

僕が今、歩いているこの道沿いは、事故が頻繁に発生して、

地元の人の話では、心霊スポットとしても有名らしいのだ。

今、僕はそこを歩いている。

この鉄塊とともに。

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

今僕が、触れることができる唯一の物体はこの鉄塊のみ。

意識も感情も言葉も持たない、このバイクに対して

今妙な、信頼感が生まれている。

しかし、その反面で憎悪の念も生まれている

th_16732120_1456691944365098_639996679_o

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラ

はあ、はあ…..ガラガラはあ、はあ…..ガラガラ

th_16763605_1456681967699429_402720268_o

およそ2時間歩き続けたろうか。

永遠のように感じた、暗い夜道。

腕も足も、藁のように力果てた。

th_16776771_1456693801031579_317396976_o

長い間運動をしていない、僕の筋組織たちは確実に悲鳴をあげていた。

そんな中、明けない夜はない。止めない雨はない。

この言葉の通り、僕は人里に下りることができた。

この時、時計の針は深夜2:30を指していた。

僕はすぐさま、宿を探して休むことにした。

翌日のガソリンスタンドが開くまでしばしの休止をとることにしたのだ。

現在時刻深夜2:30

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第1話「悪夢の知らせ」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1841

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第2話 「逢う魔が時」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1913

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第3話「遠のく意識とバス」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1915

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第4話「罠」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1919

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第5話「嘘つき」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1997

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第6話「愛なきセブの渋滞」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2001

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第7話「米とゆで卵」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2006

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第8話「深夜の山道で」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2017

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第9話「絶望」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2019

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第10話「旅の終わりネタの終わり」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2023

役に立ったら是非シェアを!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です