【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第10話「旅の終わりネタの終わり」

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この日僕は泥のように眠り、起きたら9時だった。

実に6時間ほどの睡眠を泥のようにとったのだ。

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すぐに、バイクを押して、市内のガソリンスタンドに向かう。

太陽の光。

太陽の光のまぶしさに目を細めながらも、こんなにも明るく

人々の活気があふれる街に感謝したことはない。

思い返せば昨晩の出来事は「絶望」のなかから這い上がる

勇気を僕に与えてくれた。

今朝の世界はちょっとだけ眩しく感じる。

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程なくしてガソリンスタンドでガソリンを給油する。

完全に満タンになった。

ガソリンは完全に空の状態だったのだ。

ようやくこれで、ドゥマゲテに帰れる。

僕は安堵とともに、希望に満ち溢れた。

鍵をさす

鍵を回す

キックスタートを力強く蹴る

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プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

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あれ、

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

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あれ

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

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あれ、かからない。

そうか、ガソリンがまだ浸透していないんだな。

しばらく、待つこと5分

鍵をさす

鍵を回す

キックスタートを力強く蹴る

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プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

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あれ???

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

あれ??

かからない!?

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ガソリンスタンドのスタッフも手伝ってくれるが

かからない。

この時、フィリピン人の優しさに触れた。

やはりこの国の人たちは親切だ。

そんな、太陽の光に温められたように心が温まっている。

しかし、その横では

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プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

プッスン。。。

しゅん。。。。

という、虚しい音が響く。

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また、壊れたのか。

またしても、失望感が蘇る。

しかし、僕の目線はすでに何かを探していた。

あっ!あった!

バイクの修理ショップが、ガソスタの前にあるではないか?

まさに、砂漠のオアシス!

僕はそこでバイクの修理をしてもらうことにした。

結局、またここで3時間の時間を費やす。

現在時刻お昼12:00

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バイクは見事に息を吹き返した、

残り30分弱のバイク移動。

ガソリンも満タンだ。

バイクも息を吹き返した。

もう大丈夫だ。

さらに、今は昼。

人々も沢山いる。

夜の山道に怯える必要もない。

絶対に大丈夫だ。

すでに、あらゆるリスクは取りさらわれている。

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大丈夫だ!

僕は軽快にバイクを滑り出させた。

今日は景色が綺麗に見える。

太陽が勇気をくれる。

風が元気をくれる。

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海は荒れているが、天気は快晴。

爽やかな潮風を浴びながら風を切り山を軽やかに

ヒラヒラとカーブをこなしていく。

ようやく、港に到着する。

現在時刻、1:15PM

セブ市内を出発してから、すでに20時間ほど経過している。

本来ならば3時間弱の行程をすでに17時間もオーバーしている。

しかし、これでようやくドゥマゲテに帰れる。

港に到着して、チケットを購入する。

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すると、

「ケッコウデス」

えっ?

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「結構です?なにが?」

「キョウフネケッコウ、ナミツヨイ」

えっ!?

えっーーーーーーーー???

まじで!

そんなことあるの?

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結局2時間後に船は再開し、

無事にドゥマゲテに戻ることができたのであった。

しっかし、長かった。

おしまい。

最後に

最後に、このお話の一番怖いところは最後まで読んでくれた人たちの時間を奪うことにあります。
ここまで、つまらないブログを読み続け10話まで読んでくれた人の時間をきっと15分くらい奪っているかもしれません。
フィリピンではどうしようもないことで時間を奪われいつしか気がついたら1日が終わっているということは多々有ります。
僕はこのつまらない連載を通してこのフィリピンの時間搾取の恐怖を表現してみました。
しかしながら、フィリピンにはダメなところばかりが目につくが、人々の人懐っこさと眩しい笑顔で「なんかいいかなー」という気持ちにさせられてしまいます。

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ミンナサイゴマデヨンデクレテ、サラマット

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第1話「悪夢の知らせ」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1841

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第2話 「逢う魔が時」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1913

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第3話「遠のく意識とバス」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1915

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第4話「罠」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1919

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第5話「嘘つき」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=1997

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第6話「愛なきセブの渋滞」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2001

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第7話「米とゆで卵」

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【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第8話「深夜の山道で」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2017

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第9話「絶望」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2019

【フィリピンでバイク旅】恐怖の大パニック旅。第10話「旅の終わりネタの終わり」

http://matsuoka-yoshihiko.com/?p=2023

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ABOUTこの記事をかいた人

1981年3月11日生まれ。 人生第二の起業真っ最中!「島起業」をどんどんと知ってもらって可能性を発信できたらと模索中。趣味は、バイクにギター、ガジェット、X-JAPAN。好きな言葉はEverything you can imagine is real。嫌いなことは「魚の骨をとること」「陰口をいうこと聞くこと」